黒の恐怖から消失の衝撃へ・・・姿を消したアルバイター

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ついに次月一杯で、慣れ親しんだ監視バイトが
深夜営業廃止になって無くなってしまう。

お仕事の消失である・・・・
そこでエンディングに向け、今このタイミングで不思議な体験を
語っておこう。




以前 お笑い恐怖体験として
黒の恐怖ふたたび・・霊感コンビの事件簿!!
というお話をお届けした。

店長とスタッフ大学生アルバイトKくんの
この時は愉快なエピソードだったのだが・・・

そのKくん、パチンコが好きで
よく夕方の勤務終わりになると、
その足で近隣のパチンコ店に歩いて遊びに行き、
深夜11時半ころ
自分の荷物を取りに、
おいちゃーの監視勤務時間にスタンドに帰ってきて
その後バイクにまたがり
帰宅しておりました。

なのでPM11時半前後に、
ガソスタ監視室のドアの前に立ち鍵を開けてくれとばかり、
コンコンとドアを鳴らしていたのです。
もともとKくんは地味なタイプの青年で、
朴訥とした笑い顔を浮かべ、
その時々に「パチンコ勝った。」とか「負けた。」とかボソッと
話しをしてくれました。



そんな日常を繰り返していた
初夏のある夜、
おいちゃーはたまたまAM2時からの交替派遣勤務者が病欠の為
朝8時までの延長勤務についていた。
あれは少し夜が白み始め眠気もひどい
AM4時頃だったであろうか・・・

場内に見覚えのある中型バイクが薄暗い中
ス~と入って来た。
そうKくんである。。。
少し奥の方にバイクを止め
静かにこちらに歩いて来た。
監視ルームドアの前に立ち、
Kくんがトントンとドアをノックし会釈した。
が・・その顔は無表情で尋常ではない位、血の気が引き
青白かった。

あれおかしいな!
普段ならこの様な時間に彼が来ることはない。
いつものおいちゃーなら
ドアを開け
「どうしたKくん、急いで取りに来なきゃいけない忘れものかい?」と
尋ねるところだが、
不思議なことになぜか声はかけてはいけない様な気がして、
無言でドアを開けた。

入室した彼は自分のロッカーがある奥のスタッフルームに入り、
5分ほどすると
出て来て、
またどうもとばかり青白い顔でおいちゃーに軽く会釈すると
監視ルームから外に出た。
バイクにまたがり夜明けの街に
去っていったKくん。

私が彼を見たのはそれが最後となった。
P1030672-Edit_TP_V.jpg

彼は忽然とスタンドや大学から姿を消したのである。

昼勤社員やスタッフアルバイトなど関係者の口は重く
Kくんについて何も語らず、
そしてまるで最初から何もなかったかのような様子で
その後働いている。

ただどうやら亡くなったらしいという噂だけは、
耳に入って来た。
彼が何が原因でどこでどう亡くなったのか?

私は知らない。
警察も動いたようだが
すぐ落ち着いた様子だったので事件性は無いのだろう。

あの初夏の夜明け偶然の延長勤務中に
確かに彼が来た姿を、おいちゃーは見たと
思うが、
今となっては夢か現実かはおいちゃーには分からないのである・・・・。
唯若い彼の早過ぎる不幸を悼むばかりなのでした。

「黒の恐怖から消失の衝撃へ・・・姿を消したアルバイター」編 終わり














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